読書「フォーカル・ポイント」ブライアン・トレーシーの感想
こんにちわ、広告漫画家・似顔絵師 さや☆えんどうです。
他の方のサイトで、
紹介されていたので読んでみました。
ブライアン・トレーシーさんという
海外(アメリカ)のビジネス書などで有名な方の本です。
フォーカル・ポイント
フォーカル・ポイント
フォーカルポイント、とは「焦点」という意味なのですが、
読んでみるとどうして「焦点」なのかわかります。
時間を節約して効率よくするための方法が、
詰まっている一冊です。
本のプロフィール
「一番利益率の高い仕事を優先に注力し、
それが低い仕事を廃止する。」
300ページ近いこの本の趣旨は、
ひとことで言えばこれのみです。
あとは「80対20の法則」
利益の80%は、仕事の中の20%で作られている、
などのどこかで聞いたことがあるような肉付け説明です。
この本が向いている人は、
「若いビジネスパーソン」だと思います。
この本の一番良かったところ
具体的に、一番大切な仕事を選ぶための基準や、
予定の立て方を教えてくれているところがよかったです。
ネタバレですが、いくつか
私が特に、自分でも時々見直したくなる部分があったので
ご紹介します。
人生のすべてで、質を高めるための4つのポイント
1.重要なことを増やす
2.重要でないことを減らす
3.新しいことを始める
4.あることを完全にやめる
仕事の重要度を分類する方法
緊急度と重要度で四つのマスを作り
そこに仕事内容を分類する。
大切だが急ぎでない仕事は、
提出期限に余裕がある仕事や、
子供と遊ぶ、健康のための運動など
長い目で見ると大事なものを入れる。
急ぎではないが重要ではない仕事は、
電話に出る、同僚の話を聞く、手紙を読むなど。
予定の優先順位の付け方
毎朝起きたら手帳やTodoListにこれを分類しよう。
ABCDEメソッド
「A」絶対にやらなければならない 複数あれば「A-1」「A-2」「A-3」と優先順に
「B」やるべき Aがあるときはしない
「C」やっておくといいけど重要でない Bがあるときはしない
「D」他の人に任せられる仕事
「E」今すぐにやめるべき仕事
良くなかったところ
あまり「良くなかったところ」はないのですが、
こういうのは実行しないと意味がないということ。
今の時代なら、稼げない仕事を、
他の人に振るだけでなく、
「ソフトで自動化できないか」という方向に
考える習慣が追加されると
もっと時代に合いそうだと思います。
他にもあるこの本のメリット
単に仕事内容を整理しろというだけでなく、
具体的に不用品を処分しようと書かれています。
現物で無駄なものが減ると、
片付けが楽になるはずで、時短になりますよね。
この本自体がビジネス系の「断捨離」ではないでしょうか。
そう思うと面白かったです。
他に、効率を上げるための、
細かいTIPSも散りばめられており、
時間管理を知りたい方にはお勧めだと思います。
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