読書「その検索はやめなさい」苫米地英人の感想
- 2018.02.11
- 読書感想・書評
こんにちわ、広告漫画家・似顔絵師 さや☆えんどうです。
前回に引き続き、
苫米地さんが気になって、
著書を読んでいますので
ご紹介します。
「その検索はやめなさい 苫米地英人」
その検索はやめなさい
検索の仕方の本??
と思っていたら意外な内容に驚愕!?
本のプロフィール
その検索はやめなさい
苫米地英人 脳機能学者
1300円+税
主婦と生活社
2010/09/06
日本人は、英語が出来るようになって
世界の政治を見てほしいという趣旨のもとに書かれた本のようです。
英語の学び方や、これからの新聞について語られています。
「検索」という言葉にひかれてWEB担当者が手に取りそうですが、
ビックリするほど検索それ自体の話は出てこないです。
WEB担当者向けの本ではないですが、
英語を学習したい人には、
参考になると感じました。
この本の一番良かったところ
他人から埋め込まれた情報や自分の偏りをなくす方法
が一番良かったです。
多分この本の主な趣旨はそこではないのでしょうが、
新鮮な考え方でした。
自分の偏りを無くすには、
「他人の視点を借りる」
つまり
ランキング1~10まで全部とか
アメリカで一番売れている雑誌を買うとか
他人の視点を使って情報収集をすること
だそうです。
自分の趣味に偏ってしまいがちな人生を、
変えるには一番できそうな方法だと感じました。
この本の良くなかったところ
本の最後に、
おそらく苫米地さんの得意な分野である
スコトーマ
(目の前にあるものでも思い込みで見えなくなる現象)の
外し方を解説してくれているのですが、
これは厳しい教えと言えそうです。
「客観的に自分を見ようとすると、
失敗する方向に行く」とする著者は、
物の見方を変えるためには
「好きなものをやめてみる」ことを提案しています。
「好みの断捨離」といったところでしょうか。
細かいやり方は、
1.最初は小さなもので。タバコとか通勤ルートとか。
2.変えたらリスクが大きいものは変えない。
3.一度にひとつづつ。
というルールを設定しています。
好きなものを違うもので代替してもいい様ですので、
単にやめるじゃなくて、
「好きなものを変える」という表現が正しいでしょうか。
その「やめるもの」が、
往々にして
こだわっててやめたくないことをやめないと
効果が出にくいようです。
本の中の具体的事例を見ると、
簡単なようで、
自分一人で効果が出るようにやるのは難しそうに感じたので、
「良くなかったところ」としました。
他にもあるこの本のメリット
この本にはまだほかに見どころがあります。
・スマホやタブレットでの英語学習の仕方
(本が出たときはiPadが出たばかりらしく、
iPadと書かれていましたが、
スマホやタブレットで同じことが出来るはずです。)
・英文の速読方法を公開
英語学習に興味のある方にはいい情報になりそうな一冊です。
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