ボディビルダーのヘラクライスト風似顔絵のできるまで03
こんにちわ、広告漫画家・似顔絵師 さや☆えんどうです。
前回は、ボディビルダーさんの線を引き終わるまでをご紹介しました。
今回は、線ができたので色を塗っていきたいと思います。
そもそもなぜボディビルダーさんの似顔絵を描いているかというと…。
ご依頼主様が、ダイエット食の宅配をしている会社で、宅食を利用する方が憧れるようなアスリートの方々を、似顔絵シールにする企画のためです。
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こちらの宅食サービスを利用すると、ランダムにアスリートたちのビッ●リマン風似顔絵シールがついてきます。誰のが来るのかはおたのしみ。
というわけで、似顔絵の制作中の様子をお見せします。
線が完成したら色を塗る
「塗り」で囲んで色を付け終わったところです。
ヘラクライストはブルー系や赤系の鎧、本物のカブトムシは黒。
ビックリマンは色がビビッドな傾向があるので、青系に決定。
羽は、ヘラクライストにはないのですが、カブトムシには黄色~オレンジ系の羽が生えているので、黄色系に決定。
肩の装甲や頭のヘッドバンドについている「松本メーター」について。
青緑色をしていると思いますが、松本先生の作品は、こういう色のメーターが沢山出てきた気がするので、そのあたりも取り入れました。
そんな風にして「大きい面積のパーツの色」を決めていきます。
途中から、すでに塗られた大きい色の傾向を見ながら、細かい色を決めたり、変えたりしています。
影をつける
色は全部塗り終わったので、影を付けます。
まず肌の影をつけました。ボディビルダーさんは普通の方より肌を黒くして?大会に臨んでいる方が多いので、影の色も濃い目になります。
肌の影が完成しました。
肌以外の部分は、青系の色で影を付けていきます。
青い影を付け終わったら、まとめて選択し、レイヤーモードを「乗算」濃度「50%」または「60%」くらいに変更するとこんな感じ。
黄色の上でも青々としていたのが、下の色になじんだと思いませんか?
光が当たる部分を白く塗る
つぎは、光の当たっている部分を、白の塗りで作ります。
光を塗り終えました。
ボディビルダーさんって、大会の時は筋肉がテカっていますよね。どうやってあのツヤを出しているのかが気になりますが、テカることで「立体感」がまれる気がします。
なので「光」が結構大事です。
キャラクター周囲の線を太くする
線画を作った時に別のレイヤーにとっておいたものを、一番上のレイヤーに持ってきます。
そして明らかにいらない線を消します。
いらない線とは、絵の一番外側に面していない線です。
これを消さないとどうなるかというと、この後線を太くしたときに、外側の線にかかっているいらない線がはみ出ていて変になる場合があるからです。
外側に面している線だけを残して太くしたところです。
これを、再び一番下のレイヤーにすると…
キャラクターの周囲の線が太くなりました。
これで絵が完成です!
ボディビルダーさんの似顔絵完成
テンプレートの名前を書き替えて調整したら完成!
普通は文字色を全体の様子に合わせて変えることが多いんですけど、この絵の場合は、この緑が合っている気がするのでこれでOKです。
これではれて完成です。お客様にお渡ししました。
シールは黒地に印刷されるらしく、引き締まったイメージになりそうです。
こちらのお客様からのオマケシール用似顔絵のご依頼でした↓
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