ボディビルダーのヘラクライスト風似顔絵のできるまで02
こんにちわ、広告漫画家・似顔絵師 さや☆えんどうです。
前回 ボディビルダーさんの似顔絵の下絵の話を描きました
https://sayaendohonpo.com/musclebuilder_hercules_making01/
↑クイズやってますので是非是非見てくださいね
今日はその続きです。
線画開始
下絵にOKが出せたので線画を描きます。
前に突き出したツノ、手から描き始めました。
明確に決めているわけではないですが、「前に出ている部分から」線を入れることが多いです。
たまに聞かれるのですが、ビッ●リマン風似顔絵制作のためにテンプレートを作っているので、この段階では名前やレイヤー名は仮の名前で作っていきます。
一から作るより、これを文字だけ変えたりして調整していく方が効率いいからです。
さらに装甲に線を。
気づいた方いらっしゃるでしょうか?今回は装甲に「松本メーター」がついております。
注)松本メーターとは、漫画家松本零士先生がSF作品でメカを描く際によく使用した、壁面や床・天井についているメーター類のことである。
畳やふすまなどについていることもあり、何を測っているのかは謎と言われている。円形の形が有名。
線画続き
さらに全身の線画に進みます。
アウトライン(一番外側の線)から引いております。つながっているからとつながりなりに線を引いた方がいいところもありますが、最近はアウトラインを先にひいてしまうことも多くなりました。
大体引き終わったところです。
カブトムシの羽って、写真を見るとすごい美しいのですよね。
何のためにこんなに美しいのかと疑問に思うくらい。その体のコロコロした印象からすると、びっくりするくらい美しいのです。
形もさることながら、中に入っている線の繊細さや精妙さを、写真を何度も見ながら線を入れています。こだわって後から修正したりも…。
線が完成したらすることは?
これで線画が完成したので、次はいらない線を削除します。
「いらない線」とは何かというと、こういうはみ出している部分です。
線を引いている途中では、まだ調整する可能性があるため削除せず、線を引き終わってからまとめて削除します。
耳まではみ出していた松本メーターの線を、削除しました。
真ん中の(> <)をいじって左右で比較してみるとよくわかります。
線をとがらせる
アドビのイラストレーターを使って作成していますが、線の端が丸いので、それをとがらせます。
尖ったブラシを作ったり、よそ様の作ったものをDLしてみたりしましたが、どうも満足のいかない出来栄えなので、普通の線を、必要なところだけ塗にして尖らせています。
まずは先を尖らせたい線をまとめて選択して、線を塗りにします。
↑まとめて「塗り」にしたところ。これから加工するために、色を変えました。
「塗り」のパスを削除したり、形を整えて、線の端をとがらせます。
尖らせたい線を、すべて尖らせました。
今回のまとめ
線ができたところで、次回に続きます。
このお仕事は
ダイエットのための「ローカロリー」「ローファット」な食事を宅配してくれる
MEALLAB:https://meallabdelivery.com/
こちらの宅食のオマケについてくるシールのお仕事です♪
どのシールがついてくるかはランダムなのでお楽しみ。
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