本のイラスト素材ができるまで03
- 2018.09.14
- 漫画・イラスト・デザイン制作コラム
- 書籍, 本, 素材
こんにちわ、広告漫画家・似顔絵師 さや☆えんどうです。
本・読書についての素材制作の下絵の様子をレポートしています。
●本のイラスト素材ができるまで01
●本のイラスト素材ができるまで02
今回はその続きです。
影をつける
前回色塗りまで完了しました。
次は影を作ります。
よく使う色は色を載せたレイヤーを作ってあり、影なんかはたいてい毎度必要なので、このレイヤーからスポイトでとります。
影になる部分の「塗り」を、パスで引いていきます。
光をつくる
影が終わったら「白」で光の部分を作っていきます。
この絵柄は光も影もあまり細かくは入れないことが多いです。
外側の線を太くする
最後に、取っておいた「線」レイヤーをコピーして一番上のレイヤー位置に持ってきます。
そして、イラストの外側に来ている線以外(内側の線)のみ削除します。
残った線を今度は一番下階層のレイヤー位置まで持って行って。線を太くして、色を合わせます。
本の表紙イラストはあってもいいけど、なくてもいいですね。
これで外側の線が一段太くなりました。
え?あまり変わらない? そうなんですよね、ささやかな差なんです。
この段階を終えたら完成です。
チェック後 素材サイトにUP
素材サイトPIXTAにアップロードできる形に整えます。
素材サイト側で色々ルールがあるので、それに合わせます。
AIの状態でのチェック用プラグインがあるので、それも使います。
意外と手間がありますね。
それが終わってPNG・EPSなどに書き出してUPします。
審査には時間がかかるようです。昔は二週間くらいかかっていたのですが、それが一週間になり、今はJPGは数日で審査が通ります。PIXTAさんなりに改善しているのかもしれません。
審査に通ってUPされたらまたお知らせします。
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