スポーツ系の方の似顔絵で得たコツ
こんにちわ、広告漫画家・似顔絵師 さや☆えんどうです。
最近スポーツをやられている方の似顔絵が多いです。
男女とも鍛えぬいた筋肉や、引き締まった体を、資料写真で拝見して、「こんな体になれるのか!?」とびっくりします。
しかし、そんな筋肉アスリートの方々の似顔絵を描く際には、普通の似顔絵とは違う部分があるのです。
最近多く経験させていただいているので、そこで気づいたコツをお知らせします。
筋肉が立派な似顔絵で起こった問題とは?
うちでは、ご依頼の大半はビックリマン風似顔絵でした。
ビックリマンは服や鎧などのパーツが多く、線も部品も多い絵だと考えていました。
なので、お客様に「どんな服装にしますか?」「どんなアイテムを持たせたいですか?」と情報量を増やす方向で伺うことが多いのです。
しかし筋肉ムキムキのアスリートな方々は、競技スポーツ以外の情報が特にない場合もあります。
しかも、筋肉を見せるためにあまり服を着ていないことも多く、お写真をいただいても情報が少ないことが多いです。
スポーツにまつわる衣装やアイテムをもたせるだけでは、ビックリマン風としては地味になってしまいます。
絵描きとしては、どうしよう…と悩むわけです。
解決策は発想の転換
手にいろいろなアイテムを持たせたり、服を着せるのもいいのですが、何件も来るうちに発想の転換をしました。
ラインやカットがはっきり出ている筋肉を、線や影ではっきりしっかり描きこむことで、絵の情報量が多くなり、ある意味変なパーツをつけるよりもバランスが良くなりました。
ビッ●リマン風は、普段は影は余りつけないのですが‥‥(参照している原作の絵がそういう描き方なので…)
筋肉だけはしっかり影もつけて立体感を演出すると、かっこよくなりますね。今のところお客様からそこに不満はでておりません。
最後にまとめ
ということで、「筋肉自慢の方は、筋肉こそが最高の衣装ととらえて描く」のが良さそうだとわかりました。
同じように筋肉を描かれる方に参考になれば幸いです。
制作中の作品の一部です↑
すいません、お客様に許可を得ていないため、特定できなさそうなレベルの作りかけで載せますね。
同じように筋肉を描かれる方に参考になれば幸いです。
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