女性スタッフの似顔絵
こんにちわ、広告漫画家・似顔絵師 さや☆えんどうです。
常連の会社さんの、スタッフの方の似顔絵をご依頼いただきましたので、お見せします。
こう見えて、ブログで紹介するときには、お客様にお渡しした後から、となっております。
ご依頼いただいたお客様が一番に完成品を見られるように気を付けておりますのでご安心ください。
下絵
こんな感じの鉛筆書きの下絵を取り込んでご確認いただいてます。
本番制作-線画
下絵にOKいただいたら本番制作に入ります。
スクショで撮ってをソフトに貼り付けるとき「グレースケール」にしてしまい、普段見かけないこんな画像になっていました。
これはこれで面白いと思ったので貼っておきますね。
AdobeIllustoratorで左右を反転させる機能を使いたい部分は、片側だけ作ります。
できた線を左右反転して合わせます。
こんな便利な機能があれば、早くできそうに感じますが、反転後真ん中に当たる箇所があまり揃わず、違和感を感じたら直すこともしょっちゅうあります。
左右対称でない線も引き、左右対称に作ったところも、違和感を感じたら微調整します。
完全に左右対称だと、ちょっと機械的すぎて違和感を感じるんですよね。
ブキミの谷はその辺りに発生するのかも…。
本番制作-線を尖らせる
引いた線の先っぽを尖らせるとかっこよくなります。
つながってる線はそのままに、線の先だけが独立して見えるところに、
線パレットのプロファイルに登録した「先を尖らせたもの」を使いますが…
それだけでは無理がある箇所が出てくるので、最終的には「線」を「塗り」にして「塗り」の形を変えないと完成の線にはならないことが多いです。
本番制作-塗る
線画が出来たら塗っていきます。
まだ線自体は、背景色と区別できるように色がついた線のままです。
全体に「塗り」つぶされた状態です。
adobe Illustratorなので、実際には「塗る」というか「塗りをその形にした」というか…。
本番制作-影を付ける
一通り塗りつぶせたら、影になる部分を付けていきます。
ちなみにビッ●リマン風だとあまり細かく影をつけないことを意識しますが、一般的な似顔絵のつもりなので
肌以外の影を「乗算」にして、下の色を透かしています。
一つ一つ影色を変える以外の方法で、下地になじませた色になる手段だと思っています。
塗りつぶしただけだと「ぺったり」した印象ですが、影を付けると立体感が出て、急に情報量が多くなってきますね。
本番制作-光を付ける
途中画像はないですが、白色で光があたるところの表現を作ります。
光ができたところ。
完成間近-線を太くする
イラスト全般、キャラクターの外側の線を太くすることが多い気がしますが、私の似顔絵でもそうします。
そのために、とっておいた線をコピーして、外側の線だけにしています。
これが外側の線を一回り大きくしたところ、どうでしょう?するとしないとでは「安定感」みたいなものが出る気がします。
完成
こちらのデータをお客様にお見せしてOKを頂いてから、大きいデータを納品します。
いろいろな会社さんや営業さんの似顔絵をご依頼いただいております。
似顔絵は手ごろに自己開示できるツール。
今回もお仕事できてうれしいです。
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