会社のスタッフさん女性似顔絵の制作風景01
- 2023.01.31
- 似顔絵コラム
こんにちわ、広告漫画家・似顔絵師 さや☆えんどうです。
常連の会社さんから、またも女性スタッフさんの似顔絵をご依頼いただきました。
ビジネスをしていたら、会社やサービスを信頼してほしいと思っていますよね。
人は良く会う人には、親しみをもちます。
そこでなるべく情報を知ってもらって、親しんでもらうことで、信頼してもらうよう広告などをうったりします。
この会社さんは、スタッフの顔やプロフィールをネット公開することで、顔が見えるのと近い状態にして信頼してもらう作戦に出ているのですね。
知らない人にいきなり会ったり連絡を取るのは、ハードルが高いので、ホームページからでも見てもらって安心されたいのです。
というわけで、この女性の似顔絵のできるまでをご紹介いたします。
下絵の様子
こんな感じで下絵OKをいただきました。
OKが出たら、似顔絵用に作っておいたテンプレートに下絵を貼り付けます。
テンプレートの中身をちょっとだけ紹介すると、
似顔絵でよく使う「肌」などの名前の付いたレイヤーと、色見本のレイヤー。
背景がたとえば真っ赤などに塗りつぶされていて、ONにすると、白いはみだしなど背景が白いと気づかないアラをチェックするレイヤーなどをセットにしています。
男性のイラストは、以前似顔絵を描いた方です。
こうして貼りっぱなしにしておいて、下絵を配置したら頭の大きさを同じくらいになるよう拡大・縮小することで、似顔絵のサイズにばらつきが無くなります。
サイズにばらつきが無くなっていると、線の太さを決めるのに迷いにくくなりますので、そのようにしています。
これがないと結構線の太さに迷うのですよ。
モデルの男性さまさまです。
このように、よくやる動作はテンプレートで作っておくと作業がスムーズです。
線を引く
下絵を配置し終わったら線を引きます。
AdobeIllustoratorは左右や上下を反転をつかえるので、その機能を使いそうな部分を先にまとめて線を引いてしまう癖があります。
先にやった方がいいのか、後にやった方がいいのかは、今のところ定かではありません。
絵描きさんで、反転させたい線画部分を絶対「先のほうがいい」「後の方がいい」など理由がある方は、えんどうぜひ理由を知りたいです、よかったらコメントで教えてくださいね。
というわけで反転させたい線画を選択して…
左右反転して、ちょうどいい位置まで移動します。
反転後足りないところを付け加えて、線が完成しました。
線を塗りにして調整
線の端を手動で尖らせたい箇所もあります。
尖らせたい線だけを別レイヤーにとって、「線」を「塗り」にして色を変えます。
パスを一つ一ついじって尖らせていきます。
尖らせたら線画が完成しました。
線の先が丸い状態と見比べて違いが判るでしょうか…?
今日のまとめ
思ったより熱く語ってしまって長くなったので、続きは次回です。
結構細かいところに気を使って描いていますね。
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